2014年4月27日日曜日

障がいとダンス

パラリンピック選手にレッスンを始めて、1年経ちました。

脳性麻痺をもち、陸上競技をされています。

競技歴が長く、トレーニングに変化を加えるために、ダンスを取り入れることになりました。

実は最初は、私にレッスンできるか不安でしたが、「健常者・障がい者を線引きすることではない」という意識で、レッスンしてみたところ、その通りだと感じました。

もちろん、脳性麻痺にどんな特徴があるのか、その方がどういった症状に悩まれているのかは、理解する必要があります。

しかし、要約すれば、少し得意なことがあったり不得意なことがあったりするというだけで、それは健常者と共通なのです。

例えば
・振付を覚えるのは得意だけど、体がついてこない
・体は動くけれど、振付がなかなか覚えられない

など、健常者でもそれぞれに得意不得意がありますよね。

そういうのの延長線だと感じています。


さらに、障がいがあっても、その人にしかできない踊りがあります。

その人が得意な部分を発揮し、その人の感性が加わると、それはすでに素晴らしい、誰も真似できないとても貴重なものになるのです。

ですので、障がいがあるという理由でダンスをためらっている方がいたら、是非トライしてほしいです!

きっと思っている以上に、楽しめることがいっぱいあります。





ダンスの与える効果については、また回をあらためて書きたいと思います。


では、素敵なゴールデンウィークを !!

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